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世界平和運動サーベイ−アフリカ

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7月28日(日)
  • 南アフリカ
    南アフリカのラステンブルクで開かれていた南アフリカ共産党の第11回大会は28日、南ア政府の基盤を構成するアフリカ民族会議(ANC)、南アフリカ労働組合会議(COATU)との「同盟」を強化し、貧困と大量失業の解消に向けて党の活動をいっそう発展させることをめざした大会宣言を採択して閉幕。
     大会はヌジマンデ書記長、ヌカクラ議長(ともに再選)ら5人の最高指導部のほか25人で構成する新しい中央委員会を選出。
     大会の論議では、2日目に行われたヌジマンデ書記長の政治報告を受けて、国民のための南ア経済発展計画、民主的行政(とりわけ地方行政)の重視、労働者階級の政治的・組織的強化、女性の解放、農村地域の改革、党建設などの課題が焦点となった。
     この論議をまとめた大会宣言では、「資本主義は自ら抱える基本的危機を解決する能力を失っている」と指摘、これに対応して各国で広がっている「たたかいの連帯のグローバル化」の発展を訴え。
     大会は、世界の平和を脅かす米国の侵略的な単独行動主義を厳しく批判。
7月24日(水)
  • 南アフリカ
    南アフリカ共産党の第11回党大会が24日、南アフリカ北西州のルステンブルクで開幕。日本共産党中央委員会は同大会にメッセージを送り、森原公敏国際局次長が党代表として参加。
     南アフリカでは1994年にすべての国民が参加する普通選挙によって、アパルトヘイト(人種隔離政策)体制が倒され、以来アフリカ民族会議(ANC)、南アフリカ労働組合会議(COSATU)、南ア共産党の三者による「同盟」を基盤とする政府が続いている。
     初日の24日、ANCのモシワ・レコタ全国議長(現南ア国防相)があいさつ、ANC政権下で「数世紀にわたった(アパルトヘイト廃止の)課題で重要な前進があった」と強調。一方で「貧困や失業、清潔な水の確保、病気対策など困難な課題が依然として残っている」と指摘し、同盟関係を結ぶ三者の立場の違いを認めつつ、解決に向けてさらに同盟関係を強化するよう呼びかけた。
5月30日(木)
  • アルジェリア
    30日、任期満了に伴う下院(定数389)選挙の投票。文化的、社会的差別の撤廃を求める先住 民や野党はボイコットを呼びかけ。
     1992年の総選挙でイスラム原理主義政党が圧勝。軍部が無効を宣言し、内戦に。10年間で10 万人を超える死者。1997年の総選挙を経て、1999年に誕生したブーテフリカ政権は原理主義勢 力との和解をすすめ、内戦は下火に。ただ、高失業率や慢性的な住宅不足は未解決。人口の約 2割を占める先住民ベルベル人の処遇問題が政治課題に。選挙での争点のひとつ。
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