Peace full info by 平和と民主主義をすすめる左京懇談会


ニュース22

憲法9条は世界に誇る「平和の宝」
私たちは憲法改悪に反対します

有権者・学生・生徒の過半数を目指して
憲法改悪反対「結び目」運動始まる

とき:10月25日(土)11時 ところ:出町柳三角州
ピースライブ・青空展覧会とパレード(今出川通り→百万遍→東山三条→三条京阪前)

 平和と民主主義をすすめる左京懇談会、新日本婦人の会左京支部、民主青年同盟左京協議会の三団体よびかけによる憲法改悪反対の運動が、このほど始まりました。9日投票で行なわれた総選挙で、自民党・公明党のみならず、自由党と合併した民主党などが、言葉はいろいろですが、いずれも憲法9条「改定」を公約に打ち出した状況を重視し、新しい構想にもとづく憲法改悪反対運動をよびかけたものです。

 運動の特徴は、憲法改悪反対の世論を高め、憲法改悪阻止の力を決定的に強めるために、「国民投票」の事態も見通して、憲法改悪反対の主張にたいする賛同署名に有権者・学生・生徒の過半数の獲得を目指すこと、運動のすすめかたとしては、地域や職場・学園に無数の自主的・自立的な運動の「結び目」(個人、グループ)をつくり、相互に連帯・共同の網の目を広げ、この「結び目」ごとに過半数獲得の目標をもって、自主的・創造的に運動を展開していこうというものです。以下に運動の趣意書を紹介します。

憲法改悪反対運動について

2003年11月18日
平和と民主主義をすすめる左京懇談会
新日本婦人の会左京支部(連絡先)
民主青年同盟左京協議会

はじめに

 政府・自民党などが自衛隊の海外派兵を強行してきた解釈改憲が限界に達するなか、与党の自民党に加えて、野党第一党の民主党までが、総選挙の「政権公約」や「マニフェスト」で憲法改定を打ち出したことにより、憲法改悪の動きは、明文改憲を政治日程にのせようといういっそう危険な段階に入りました。

 わたしたちはこれまでも憲法改悪策動の重要な段階に、「憲法改悪反対」の一点で共同する幅広い運動をすすめてきましたが、ここにいたって、あらためて重大な情勢にふさわしい広範・強大な運動をともにつくりだすよう呼びかけることにいたしました。

 わたしたちはことがらの緊急性により、「とりあえず」運動の口火を切ります。しかし運動が、さまざまな流れを合わせ、力強く、太いものに発展するためには、参加者の創意・工夫が尊重されなければなりません。今後互いに議論をつくし、行動を広げて行こうではありませんか。

 わたしたちの課題は一国の憲法体制の生殺にもかかわる重大なものです。情勢の発展に即応する機敏さと同時に、平和と民主主義の憲法を守り、さらにその憲法を生かして平和の国際秩序形成に貢献できる日本へ、その国づくりまでを展望した大きな構えも必要です。機敏と重厚、このための奥深い見通し―これらを運動のなかでともに鍛え、高め合いながら取組みをすすめて行きましょう。

1)憲法問題をめぐる情勢―憲法の明文改悪が政治日程に―

2)運動の課題と目標

  1. 憲法改悪反対の声を市民の圧倒的世論にし、憲法改悪阻止の力を決定的に強める。
  2. 「国民投票」の事態も見通して、憲法改悪反対の主張についての賛同署名に有権者の過半数を獲得する本格的な運動を組み立てる。
  3. この運動を通じて、くらし・平和・民主主義の全面にわたって憲法再生となる改革実施の力を強め、「国民が主人公の政府」樹立の展望を明らかにする。

3)運動の構想

  1. 憲法改悪反対の主張(下記)について賛同署名を広げる。
    憲法9条は世界に誇る「平和の宝」
    私たちは憲法改悪に反対します
  2. 地域や職場、学園に、無数の自主的・自立的な運動の結び目(個人、グループ)をつくり、相互に連帯・共同の網の目を広げていく。この「結び目」ごとに過半数獲得の目標をもって、自主的・創造的に運動を展開していく。
  3. 憲法問題を中心とした学習会を無数に開く。
  4. 適切な時期に、適切な社会的なよびかけを継続的に行なう。運動全体としても、「結び目」としても。
  5. 運動の全体の連絡調整は、よびかけ団体が共同してあたる。

4)運動のすすめかた

  1. よびかけ団体の協議
    ・よびかけ三団体(新婦人左京支部、民青左京協議会、左京平民懇)が共同して、運動の構想と方針を趣意書にまとめる。
  2. 学習会、結び目、賛同署名
    ・学習会と結合し、「結び目」作りをすすめ、賛同署名を広げる。
  3. 連帯共同の網の目
    ・運動の状況を知らせる連絡ニュースを発行する。
    ・インターネットのホームページを開設する。
    ・パソコンや携帯電話による相互連絡網を開設する。
  4. 事務局と財政
  5. 社会的なよびかけ
    ・定期的な街頭宣伝
    ・公開講演会
    ・ポスター
     ―等々

憲法改悪反対賛同署名 1時間余で70名以上

百万遍フリーマーケットで宣伝 15日

 月一回恒例の百万遍街宣が、フリーマーケット(手作り市)でにぎわう知恩寺の前で行なわれ、新婦人、母連、左京平民懇から10数名が参加。ハンドマイクで訴えながら、憲法改悪反対の連名アピールの掲載されたビラ200枚を配り、午前11時から約1時間余で70名以上の賛同署名が寄せられました。若者も、外国人も積極的に署名に応じてくれました。

よびかけ団体の打合せを定例化

隔週火曜日の午後9時30分から 新婦人事務所

 17,18の両日、よびかけ三団体の左京平民懇、新婦人、民青が順次協議をおこない、今後はよびかけ団体の打合せを隔週の火曜日午後9時30分から新婦人事務所でおこなうことを決めました。第一回は、12月2日です。三団体では、よびかけに加わろうという意思のある団体、労組、グループ・個人の出席の積極的な参加を要請しています。

連名アピール 第一次分 を同封

 11月5日の「しんぶん赤旗」におりこみ、15日の百万遍街宣で配布した連名アピールの第一次分をこのニュースに同封します。また賛同署名用紙、「結び目」登録用紙の版下も同封します。それぞれ増刷して活用してください。

 またインターネットのホームページ「ぴーすふるいんふぉ」にリンクして憲法改悪反対「結び目」運動のページを準備中です。ホームページ作りに興味のある方、ぜひご参加ください。

自衛隊のイラク派兵反対、憲法擁護など

左京平民懇など4団体が連続的にとりくみ

 平和と民主主義をすすめる左京懇談会(左京平民懇)、左京地区労動組合協議会、原水爆禁止左京協議会、日本共産党左京地区委員会の4団体は、自衛隊のイラク派兵問題が重大化しているもとで、「自衛隊のイラク派兵反対、憲法擁護」をかかげて、12月6日、8日、9日と連続的にとりくみをおこないます。

イラク派兵反対ピースウォーク
―平和の宝・憲法9条を守れー

6日(土) 12時30分 百万遍集合 → デモ行進

太平洋戦争開始62周年 街宣

8日(月)正午‐午後1時・百万遍 午後4時‐5時・イズミヤ

左京・憲法連続トーク

第1回 12月9日(火)午後6時30分
京都教育文化センター102号室
テーマ:改憲派の動向とわれわれのたたかい
講師: 井上哲士さん(参議院議員・法務委員)
(講師の都合で、日程が10日または11日に変更される場合もあります)

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